BEYOND COVID-19
performance, sound, live painting, video 2020
「アートにエールを」東京プロジェクト選抜作品
Keiko KAMMA with Taisuke Morishita
2020年8月30日、秋葉原のアートラボ・トーキョーで、KAMMAと森下泰輔の2名のアーティストが無観客ライブを決行。本作はその記録をベースにした詩的コラージュ作品。
コロナ禍の閉ざされた世界を現に生きている私たちの生のリアリティを表現したKAMMAの無音の映像作品「PANDEMIC 2020」のプロジェクションに、森下のノイズサウンドが展開(KAMMAも一部セッションに参加)。第2部では、森下のサウンドの中で菅間がビニールボートにペインティング。ボートは漂流を思い起こさせもするが、同時に脱出のイメージもあることから、ポストコロナ時代への展望も意識しながらのライブペインティングとなった。
■Keiko KAMMA 菅間圭子
インスタレーションやパフォーマンスを軸としたアートを展開。欧米やアジア、アフリカでの
パフォーマンスフェスティバル及びアート企画に参加。
「Living Life 2017」(韓国ソウル Gallery ZEINXENO)
「TIME」Exhibition(IF Museum, Easton, Pennsylvania, USA 2019)、
「VU !」展(ヒカリエ8/CUBE123 2019)など。
■Taisuke Morishita 森下泰輔
現代美術家。美術評論家。ノイズアーティスト。70年代から灰野敬二や「裸のラリーズ」と
ノイズサウンドを追及してきたほか、写真、絵画、インスタレーションも。
彼のビデオアート作品はドイツのZKMに保存されている。